感謝を刷り込む

店とお客様との関係の深さがユーザーに伝わると、「どんな店なのか、一度行ってみたい」と思わせるという効果が生れます。この心理を上手に使うと、口コミ集客に発展することもあります。

「ありがとう」のコトバの仕掛け

和菓子屋Tでは、新作商品を導入する際に必ずモニター会をやってから商品を販売します。そして、モニターに協力してくれた方に向けて、チラシのタイトルを「こんなに美味しくしてくれて、ありがとう」とし、感謝のメッセージを送ります。さらに、モニターの種々の意見も載せます。そのチラシを入れると、来店客が平常の2倍以上になります。ヒット性が高い商品が出ると、4倍になることもあります。地域のお客様と一緒につくった深い関係を「ありがとう」というコトバで伝えることで、集客ができているのです。食べ物の創作商品というのは、チラシ媒体で商品価値を伝えて集客するのは非常に困難です。したがって、顧客との関係の深さを伝える「ありがとう」メッセージが有効なのです。

「ねぎらい」のコトバの仕掛け

クイックマッサージ店で、「お父さん、いつもご家族のためにご苦労様。愛情を込めてモミモミします」というメッセージを入れ、「愛情クーポン券」をつけたチラシを作成しました。それを夕方のビジネス街で1日1000枚を1週間配り続けたら徐々にお客様が増え、 2週間後には18時~21時にかけて、ほぼ満席になるようになりました。       人は、感謝されたり、ほめられたり、ねぎらわれたりすることを求めていて、それを言ってくれる人に愛情を感じ、その人に惹かれます。それを伝えるキャッチコピーが、口コミ集客に発展する重要なカギなのです。